カタールW杯のかもめ的優勝予想を振り返り!!

今回のW杯の優勝候補は以下のように予想していました。
大会が進むにつれて、その時点での優勝候補を予想していきました。

大会前時点:ブラジル
ベスト16終了時点:オランダ
準決勝終了時点:フランス

いや~、全然当たらないですねwww
マジで草生えます(*^^*)
単純に戦力やその時点で感じた印象で計れないのがサッカーですね!
だからこそオモシロい!!

ブラジルの戦力の充実具合はホント半端じゃなかったですからね。
ネイマールはもちろん、ビニシウスやカゼミロなどビッグクラブでスタメンを張る実力者ばかり!
さらに、ジェズスなどビッグクラブでエースクラスのプレイヤーが控えという充実ぶり!!
いや~もはや凄すぎなんですけども、これでも勝てないのかと、W杯優勝の難しさを改めて思い知りました・・・。

オランダやフランスはトーナメントに入ってから調子を上げている印象でしたね。
オランダの1回戦の試合内容は充実しており、3-1とアメリカを余裕をもって倒した印象がありました。
フランスは準決勝のモロッコの戦いぶりを見て攻撃、守備ともに充実し戦いぶりを見せていました。

ここまで書いて、いかに自分の目が節穴か痛感してます(+_+)

優勝予想もW杯を楽しむ1つの要素ですよね。
皆さんの予想は当たっていたでしょうか?
次回までにもっとサッカーを勉強して、アメリカW杯の優勝予想は絶対当てるぞー!!!

アルゼンチン優勝!!メッシ、ついに神に上り詰める!!!

アルゼンチンが激闘を制して、カタールW杯を優勝しました!
ついにメッシが唯一足りなかったものを手に入れましたね!
神の子が神に上り詰めた週間でした!!

メッシがトロフィーを掲げるとき、本当にうれしそうでした。
長年に渡って求め続けた苦労が垣間見えて感動しました!
あの天才、いや神の子でさえここまで苦労しなければ手にできないもの、それがW杯なのですね。
メッシが有終の美を飾り、全世界が納得の結果だったんではないでしょうか。

それにしても決勝は本当に大激戦でしたね!!
後半途中までは2-0でアルゼンチンがリードしており、このまま押し切ってしまうんではないか?と思わせるほどアルゼンチンの動きがよかったです。
逆にフランスは動きが全体的に悪く、今までの強さが嘘のような消極的な戦いでした。
アルゼンチンは中4日、フランスは中3日と決勝まで1日のアドバンテージがアルゼンチンにあるとはいえ、ここまでコンディションに響いてくるとは・・・。
フランスは準決勝後に数人が体調不良を訴えたりと、コンディションの管理がうまくいっていなかったように思います。
まあ、それも含めてW杯ということでしょうね。

メッシは最後まで躍動していましたね!
年齢的に体力面に不安があると思っていましたが、全く問題なく延長まで戦い抜きましたね。
最後は守備にもしっかり参加して、絶対に勝つんだ!という気迫を感じさせてくれました。

対するフランスのエムバペも後半途中から本領を発揮してきましたね!
フランスは前半シュート0と全く見せ場なくこのまま終わってしまうかと思われましたが、さすがエムバペ、延長含めてハットトリックを決めて改めて能力の高さを示してくれました。

両国ともエースがしっかり活躍してくれて見ごたえ十分、決勝にふさわしい戦いを見せてくれました。
大会全体を通してもベストマッチと言っていいでしょう、楽しかった!!

この優勝で名実ともに世界No1と言っても過言ではない実績を残したメッシ。
アルゼンチンでは英雄マラドーナと並び称される存在となり、この先どのようなキャリアを迎えるんですかね?
年齢的に選手生活の最終盤であり、ますます楽しみです。

さあ、アルゼンチン優勝という結果で終わったW杯ですが、まだまだ日本代表も含めて僕の中で書きたいことがあるのでもう少しお付き合いください!
全体的な総括や、日本代表の今後についてももう少し考察していく予定です!!

決勝カード決定!!カタールW杯ついにクライマックス!

決勝の対戦国が決まりましたね!
アルゼンチンvsフランスとなりました。

このW杯はかなり波乱が大きな大会だと言われていましたが、決勝はやはり優勝候補に挙げられていた国が順当に残りましたね。
いや~、このカードは楽しみですね!
数々の栄光を手に入れてきたメッシが唯一獲得していないW杯優勝を手にするのか?
はまたま、新時代を代表する選手エムバペ擁するフランスが連覇を達成するのか?

アルゼンチンはメッシも好調を維持しているように見えますし、若手の選手も躍動していますね。
特に準決勝で2得点をきめたアルバレスが勢いを増していますし、決勝でもゴールが期待できます。

対するフランスも攻撃陣が好調ですね。
エースのエムバペも準決勝でアシストをしてますし、ドリブルの切れ味も相変わらずで体力的にも問題なさそうです。
ジルーも得点を重ねていますし、攻撃陣問題なさそうです。

僕個人としては、優勝は・・・・・・・、フランスを推したいと思います!!!
理由としては守備力の差ですね。
どちらも攻撃陣が好調ですが、今までの試合を見てフランスのほうが守備力が1枚上という印象です。

後、両チームとも個の力で試合を決定づけられるスーパーエースが存在していますが、こちらもエムバペの爆発力のほうが期待できると考えています。
メッシの技術力はもちろん今も世界No1ではあるでしょうが、やはり35歳という年齢からか全盛期のスピードは持ち合わせていません。
さらに、ここまでの過密日程で蓄積された疲労がどこまで回復できているかも未知数ですね。
対してエムバペはまだ23歳と若く疲労の回復度合いは間違いなく、エムバペに分があります。
スピードに関しても爆発的なスピードをまだまだ維持しており、不安要素が見つかりません。

以上のことから優勝国はフランスと予想しています。
まあ、気持ち的には最後のW杯になるであろうメッシに勝ってほしいという気持ちもあるのですが、冷静に分析してフランスに分があるかな~という印象です。

いや~、それにしても決勝でこんな楽しみな対戦カードを見れるのは、純粋にファンとしては嬉しい限りですよね!
前回大会では4-3と壮絶な打ち合いを制したフランスですが、今回も激しい点の取り合いとなるのか?僕としてはそのほうが楽しそうなので期待しています(*^^*)

カタールW杯ベスト4が決まる!!

ついに4強が決定しましたね!
まさかのポルトガルがモロッコに負けて、世界的なスーパースターC・ロナウドが姿を消しました・・・。
年齢的に最後のW杯だと思われますので、もっと見ていたかったので残念ですが、今大会のモロッコの躍進はすごいですね!!
フィジカルもテクニックもそろった選手が同じ時代に集まって、過去最高のチーム力を発揮しているように見えます。
何人かの選手はチェルシーなど欧州のビッグクラブで活躍しており、納得の活躍です。
アフリカ勢初のベスト4進出ということで、準決勝のフランス戦も期待しています。

クロアチアPK戦の末にブラジルのを撃破しました!
こちらもネイマールというスターが姿を消すことになりましたね。
この試合では、クロアチアの底力を見せつけられました!
日本との試合でPK戦まで戦い抜いたクロアチア、前回大会から顔ぶれもあまり変わっておらず年齢的に体力が厳しいのでは?
と思われていましたが、ブラジル戦でもPK戦まで戦い抜いて見事PK戦で勝利を収めています。
日本人としては、そんなに強ければ負けてもしょうがないよね、と諦めがついたので逆に良かったですw

他にはアルゼンチン、フランスが勝ち上がっていますね。
メッシが残ってくれたことは、個人的には嬉しいです。
やはりスーパースターが残ってくれると大会も盛り上がります!!
メッシは調子をどんどん上げてきており、5試合で4ゴールと得点と爆発しています。
さらなる得点が期待されますね。
ただし、次はここまでPK戦を制して勝ち上がってきたクロアチアです。
日本・ブラジルと先制点を奪われながら、最終的にPK戦で勝ってきた不気味さがあります。
ここまで粘り強く戦っているクロアチアをメッシが突破できるか?見ものですね!!

最後はフランス、実は僕は今大会のフランスにはあまり期待していませんでした。
ブラジルと並んで優勝候補に挙げられていたのですが、前回大会の優勝国って結構次の大会であっけなく敗退するパターンがあるんですよね。
実際に、直近の2014年、2018年大会は前回大会優勝国がグループステージ敗退しています。
(今回日本が勝ったスペインとドイツです。スペインは2010年優勝、ドイツは2014年優勝。)
ですが僕の予想を上回ってここまで順当に勝ち上がってきました。
エースのエムバペも5試合で5得点と絶好調です!
まさかこのまま連覇を達成するのか?

カタールW杯もいよいよ佳境です。
最後まで盛り上がっていきましょう!!

世界との差はフィジカル!!

ここからは、カタールW杯を通じて感じた世界との差や日本代表の弱点・課題について書いていきます。
世界との差、それはズバリ・・・フィジカルです!!

大会通じても日本人の技術、スタミナ、スピードは決して世界と比べても見劣りしていないです。
実際に強豪国相手にもしっかり90分守れているし、攻撃に関しても4試合で5得点と平均1点以上は決めています。

守れないわけでもない、得点を取れないわけでもない、じゃあどこで負けているのか?
それがフィジカルです。
いやいや、今回日本はボールを保持するような戦術じゃなかったじゃん、大迫などキープできるような選手を選んでないじゃん、と思われそうですがそうではないんです。
守備・攻撃両方の面で解説していきます。

まず、今回一番頑張っていた守備ですが、そもそもなぜ相手にボールを持たれてでも守備をがっちり固めたのか?
それは1対1では止められないため、人数を多くして守るしかなかったのです。
なぜ止められないのか?フィジカルの差で相手に突破されてしまうのです。
相手の選手に自由を与えないため体を当ててバランスを崩したいのですが、日本選手のあたりではビクともせず簡単にボールをキープされてしまいます。
ボールがキープできれば相手は強豪国、いろいろなテクニックを駆使して日本を崩しに来ます。
そうさせないため日本は人数を割いて、なるべく1対1にならないように守備に人数を割く必要があったのです。

さらに言うと、せっかくボールをクリアしても、そのセカンドボールを取りに競りあった際フィジカルで負けてしまいすぐに相手にキープされてしまっていました。
そうなると日本は苦しくなり、必然的に守備的にならざるを得なかったのです。

攻撃に関しては、今回守備重視で戦ってきたためFWなど前線の選手は戦術的にかなり厳しい戦いを強いられたと思います。
それでも、守備陣が頑張ってやっとの思いで前線につないだボールを、ハーフウェイライン当たりで少しでも体を当てられようモノなら簡単にバランスを崩してボールを取られてしまうのは頂けません。
やはりある程度ボールを収めてくれないと、攻撃のために後ろから押し上げることはできません。
ディフェンスラインを押し上げるための時間を稼げるぐらいにはボールをキープできなければいけません。

今回フィジカルの面で一番衝撃を受けたシーンを紹介します。
日本戦ではないのですが、ベスト16のブラジルvs韓国の3点目です。
ブラジルの9番がクリアボールをヘディングでリフティングしてキープしているところに、韓国DFが当たりに行ったのですがビクともせずキープされると、一瞬のスキをついて味方と連携し3点目を奪われました。
あの韓国DFが、リフティングしている相手にもかかわらず全く通じなかったのは衝撃でした!!
ペナルティエリア付近の出来事であり、このエリアで簡単にキープされてしまうのが世界との差かな、と痛感しました。
日本も韓国と同じアジア地域ということで体格も似ていますし他人ごとではないですね、むしろ自分事として受け止める必要があるでしょう。

フィジカルを鍛えろと言ってもそう簡単なことではありません。
今の技術、スタミナ、スピードを保ったままでなければ意味がありません。
しかし、この差を埋めない限り世界のトップを狙うのは難しいでしょう。

個の力、すなわちフィジカルをしっかり鍛えて4年後再びベスト16の壁に挑んでほしいです!!

日本が強豪国に勝利した要因を分析するには、陸上男子100mに例えよ!!

今回のW杯での日本代表の躍進の原因は、陸上の男子100mに例えると分かりやすいです。
どういうこと!?と思われるかと思いますが、まあ、聞いてください。

ウサイン・ボルト氏が世界記録の9秒58をたたきだしたのは2009年、つまり今から13年前です。
日本男子100mの記録はというと、1998年に10秒00が出たものの、なかなか10秒の壁を超えることが出来ませんでした。
しかし、2017年ついに10秒の壁を越えて9秒98という記録が出ました。
そこからは10秒の壁を超える選手が何人か現れ、現在は4人の9秒台選手が出るまでになり、着実に全体的なレベルが上がっています。
それでもオリンピック男子100mの決勝に到達できる日本人選手は今でも存在しません。

ただし、日本全体のレベルが上がるにつれて何が起こったかというと、男子400mリレーでメダルを取れるようになったのです。
過去オリンピックで2度の銀メダルを獲得しています。
メダルを取れた理由としては、リレーでは個々のレベルはモチロン、バトンリレーの技術など選手同士の連携も重要になるのですが、日本ほどバトンリレーの技術が高い国はありません。
なので、オリンピック男子100mでは個人で一人も決勝まで進んだことがない日本が、リレーならば世界と対等以上に勝負できることが出来たのです!

ここまで読んで、もう男子100mの日本の現状は分かったよ!と読むのがめんどくさくなったあなた、ここからがどう100mに例えるのか書いていきますので最後まで見ていてください。
これは、そのままサッカー日本代表にも当てはまるのです。

つまり、ウサイン・ボルト氏の世界記録をサッカーの世界に例えると、世界のトップレベルの技術はそれほど大きく進化していない、ということです。
実際、現在も世界最高の選手と呼ばれるのはメッシやC・ロナウドであり、彼らはここ10年ほどトップに君臨し続けています。
つまり彼らを超える選手はまだ現れておらず、世界最高レベルはこの10年それほど大きく上がっていないのです。

対して日本代表チームはどうでしょう。
2014年のブラジルW杯と2022年のカタールW杯のメンバーを比べてみましょう。
ブラジルW杯では23人、カタールW杯では26人の選手が選ばれています。
そのうち、ブラジルW杯では海外組が12人、たいしてカタールW杯では20人が海外組となっています。
そう、ブラジルW杯では約52%だったのに比べ、カタールW杯では約77%が海外組です。
これだけでも、日本のレベルが世界に通用できるほどに上がってきていることが分かります。

ただし、日本の陸上選手が未だ男子100m決勝に出られないのと同様に、サッカーにおいても海外のビッグクラブでレギュラーを張って世界トップレベルと認められている選手がいるかというと、まだまだそのレベルまでは達していません。
そう、個人のレベルに関しては世界トップに及ばないというのが、悔しいですが現実です。

ならば、どうしてドイツ・スペインという世界でもトップレベルの強豪に勝つことが出来たのか?
その秘密が男子400mリレーにあるのです!
今回日本代表は、ある意味攻めることを捨て、全員で守ることを選択しました。
粘り強く守り続けることで、一瞬のカウンターを狙う作戦です。
日本代表の個人レベルは世界トップとまではいかなくとも、世界で戦えるだけのレベルには到達しているのです。
そのレベルの選手たちが一致団結して守りを固めた場合、さすがの世界トップレベルの強豪といえども、そう簡単に崩すことは出来ません。
そして全員が意思を統一したことにより、攻めでも相手の一瞬のスキを突き、全員が連動することで強豪国相手にも点が取れたのです!

そう、まさに男子400mリレーの如く、世界レベルで戦えるまでに成長した選手たちが一致団結したことで、強豪国にも勝てるぐらいの力を発揮しました!!
個のレベルアップと、W杯で勝利するために特化した戦術がうまく組み合わさり、予選グループ1位突破という素晴らしい結果を残すことが出来たのです!!

日本の快進撃の要因を僕なりに解析していましたがいかがだったでしょうか?
男子100mに例えたのはなかなか上手くなかったですか?そう思っているのは僕だけですかねw
なにはともあれ、選手一人一人がこの4年間でさらにレベルアップしたことで成し遂げた結果であり、素晴らしいパフォーマンスでした!

ただ、それでも今回もベスト16の壁を超えることが出来ませんでした・・・。
次回は、日本の弱点と課題について書いていきたいと思います。

日本代表のカタールW杯総評

日本代表の挑戦が終わったということで、ここからは今までの戦いぶりを僕なりに分析していきます。
ちょっと長くなりそうなので、何回かに記事を分けてかいていく予定です。

W杯での日本代表の戦いぶりを以下の観点で書いていく予定です。
・強豪国に勝利した要因
・弱点分析と今後の課題

今回のW杯は見ていて、今の日本代表の限界と今後の課題を見るのにとても有意義な大会だな、と考えています。
理由としては以下のです。
①強豪国に勝利できることを証明した。
②2大会連続でベスト16に進んだが、あと一歩のところでベスト8を逃した。

まず①についてですが、日本はサッカー後進国、いわゆるサッカーが弱い国というのが世界の認識です。
実際、予選グループはドイツ・スペインという優勝を経験したこともある強豪国が入っていて、間違いなくこの2カ国が予選を突破するだろうと誰もが思っていました。
日本人も含め、誰も日本が予選を突破、さらに1位で突破することを予想できた人はいないでしょう。

それが蓋を開けてみれば、強豪国を次々と打ち破って堂々の1位で予選を突破しました。
そして初の2大会連続でベスト16進出を果たせたことも、この4年間の積み重ねが間違っていなかったことを証明してくれました。
この部分は日本の強みを出せばW杯でも戦えるレベルにあることを証明してくれました。

逆に弱点や課題に関しては②の今回もベスト16の壁を突破できなかったこと部分を分析していこうと考えています。
4回も挑戦して1度も突破できないってことは、やはり世界との差がまだあるということを証明しているでしょう。
特にこのW杯を見ていて、僕なりに明確な世界との差を感じました。

そう考えると、とても興味深く、有意義な大会だったなと改めて感じてます。
いろいろ考察を深めていくのも、サッカー好きとしては楽しいですよね(*^^*)
皆さんも一緒に考察して、僕の考えてと共通しているか、または全然違うのか楽しんでください!